OVERVIEW
今年、私達はグループN最高峰の選手権であるプロダクションカー世界選手権に挑み、世界各国の強豪達を相手に見事5位という成績を残すことができました。2004年からラリージャパンに参戦し、1年ごとに常にステップアップを目指したチーム努力の結晶の賜物と思っております。また、参戦にあたりご協力いただいたスポンサー様、ご声援をいただきました皆様のお陰であることは言うまでもありません。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
今年、戦いの場を札幌近郊に移したラリージャパンですが、世界初となるドーム内でのスーパースペシャルステージでは、寺岡オートドアラリーチームの鎌田/加勢組の走りに多くのファンの方から賞賛のお声をいただきました。その様子はテレビの生放送でご覧になられた方も多いかと存じます。また、観客席に寺岡オートドアラリーチームの帽子をかぶっておられた方が会場内に多数いらしゃったことにも感動の念を禁じえません。
この戦いにおいて、私達は全ての力を出し切り、そして最高の結果を得たと自負しております。皆様のご声援、本当にありがとうございました。
寺岡オートドアラリーチーム総合監督
小泉 達雄
HISTORY
- 2004年ラリージャパン
- #69 小泉/石原 インプレッサWRX STi
- #95 伊藤/桑村 インプレッサWRX STi
- 2005年ラリージャパン
- #111 小泉/三上 インプレッサWRX STi
- #120 山田/坂根 ランサーEVO VI
- 2006年ラリージャパン
- #89 スタンピー/ギャリー インプレッサWRX STi
- #105 南野/ポールアンソニー ランサーEVO VIII
- 2007年ラリージャパン
- #64 メイソン/ランドール インプレッサWRX STi
- #94 山田/吉持 ランサーEVO VI
- #96 吉岡/草加 インプレッサWRX STi
DRIVER & STAFF
CREW
Driver:Takuma Kamada(鎌田 卓麻) http://www.kamadatakuma.com/
スバルのオフィシャルドライバー。22才から海外ラリーに参戦。 ラリージャパンには2004年から連続で出場し、好成績を収めている。
- 【プロフィール】
- 生年月日
- 1974年6月21日
- 出身地
- 北海道
- 血液型
- B型
- 趣味
- ラジコン
【ラリー戦歴】
- 1997
- テインスポーツジュニアチームからマレーシア国内選手権に参戦
シリーズランキング2位 - 1998
- テインスポーツジュニアチームからマレーシア国内選手権に参戦
シリーズランキング8位 - 1999
- テインスポーツから世界ラリー選手権に参戦
- 2000
- カマタスポーツより全日本ラリー選手権に参戦 シリーズ12位
- 2001
- カマタスポーツより全日本ラリー選手権に参戦 シリーズ 8位
- 2002
- カマタスポーツより全日本ラリー選手権に参戦 シリーズ10位
- 2003
- 東京スバルラリーチームより全日本ラリー選手権に参戦
APRC・ラリー北海道にスポット参戦
総合4位、Gr-N 3位 日本人チーム最高位ナショナルアワードを受賞 - 2004
- 東京スバルラリーチームより全日本ラリー選手権に参戦
シリーズ6位
世界ラリー選手権ラリージャパンにスポット参戦 総合10位、クラス2位 - 2005
- 東京スバルラリーチームより全日本ラリー選手権に出場
優勝2回 シリーズ2位 - 2006
- スバルチームクオシスよりプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)に参戦 TEAM THE ENGINEよりアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)ラリー北海道に出場 総合2位 スバルラリーチームチャイナで中国ラリー選手権に参戦
- 2007
- スバルラリーチームインターナショナルよりプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)に参戦 ラリージャパンでPWRC3位入賞
- 2008
- スバルチームアライよりアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)に参戦中
Co Driver:Naoki Kase(加勢 直毅)
2006年、2007年は寺岡オートドアラリーチームにチームマネージャーとして参加。 今年は選手としてチームに加わる。
- 【プロフィール】
- 生年月日
- 1971年1月24日
- 出身地
- 北海道
- 血液型
- B型
- 趣味
- カート、スキー
【ラリー戦歴】
- 1991
- 北海道にてラリーを始める
- 2000
- 全日本ラリー選手権 Bクラス コ・ドライバーチャンピオン獲得
2004年より鎌田卓麻選手とコンビを組み現在も参戦中
STAFF

チーム代表
吉田 毅
寺岡オートドア株式会社 取締役副社長



チームマネージャー
木戸 達三


メカニック
井口 直樹
プロリンクス

メカニック
梶原 けんじ
プロリンクス
CAMPAIGN GIRL
原本 直子 Naoko Haramoto
中島 芙美枝 Fumie Nakashima
REPORT
Day1 スペシャルステージ8本 90.48km
メロンの産地、夕張をメインにスペシャルステージが行われた。ラリー序盤、鎌田/加勢組は慎重に走り、ライバル達のペースと車の動きをつかむことに専念。サスペンションのセッティングを更に良いものにすべく、調整をしながらの走行。プロダクションカーラリー選手権(PWRC)7位で初日を終えた。トップとの差はわずか37秒。明日からの巻き返しに期待がかかる。
鎌田コメント
「久しぶりの右ハンドルなので少し控え目に走ったのですが、それでもトップとの差は大きくありませんでした。サスペンションのセッティングも決まってきたので、明日からは攻めた走りでいきます。」
Day2 スペシャルステージ10本 156.78km
千歳近郊に設けられたスペシャルステージは、昨日とは一転、ハイスピードのコースとなる。ハイスピードを得意とする鎌田はこの日最初からプッシュ。常にトップ5以内のタイムを刻み、順位を2つ上げ5位にポジションアップ。
鎌田コメント
「ロングステージ後半でエンジンパワーがなくなってしまったのは残念でしたが、今日は良い走りができました。新井選手も同じようなパワーダウンに見舞われたとのことでしたが、その様な状況下でもニューインプレッサは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。明日もポジションアップを目指し、プッシュします。」
Day3 スペシャルステージ9本 96.43km
昨日に引き続き千歳近郊のステージ。雨の影響が残り超スリッピーなステージが続く。針の穴を通すようなドライビングが終始求められたこの日、鎌田/加勢組は最後までステージを攻め続けポジションをキープ。そして最終ステージではベストタイムをマークし見事5位でフィニッシュ。多くのクルーがトラブルに見舞われる中、ほぼノートラブルで完走を果たした。
鎌田コメント
「今日は本当にタフな1日でした。まるでアイスバーンを走るようなステージでしたが、速く、そして確実にポジションをキープすることに専念して走りました。ポデュウムには届きませんでしたが、私達にとってはポデュウム以上の結果だと思います。この場を与えてくださった小泉監督、そして寺岡オートドアラリーチーム、応援してくださった皆様に本当に感謝します。ありがとうございました。」
PHOTO
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